「建物1,800万円」と書かれていても、それだけで住みはじめられる家にはなりません。
注文住宅の総額は、土地・建物本体・付帯工事・諸費用・外構の5つで構成されます。
どこにいくらかかるのかを先に把握しておくと、打ち合わせが進んでからの想定外を減らせます。
総額は5つに分かれている
①土地代 ②建物本体工事 ③付帯工事 ④諸費用 ⑤外構工事。
広告で目立つのは②の本体価格ですが、実際に必要な金額は①〜⑤の合計です。
一般的に、本体工事は総額の6〜7割程度。
残りの3〜4割が、付帯工事・諸費用・外構に配分されます。
見落としやすいのは「付帯工事」
屋外の給排水工事、ガスの引込み、地盤改良、仮設工事、残土処分などがここに入ります。
土地の条件で金額が動く部分なので、土地が決まらないと確定しません。
逆に言えば、土地を選ぶ段階でこの費用の見当をつけておけば、総額のブレを小さくできます。
諸費用は現金が必要になることが多い
登記費用、住宅ローンの事務手数料と保証料、火災保険、印紙税、不動産取得税、地鎮祭や上棟の費用など。
住宅ローンに組み込める項目もありますが、金融機関によって扱いが異なります。
目安としては総額の5〜8%程度を見ておくと、手元の資金計画が崩れにくくなります。
外構を最後に回すと予算が残らない
外構は工程としては最後ですが、予算配分としては最初に枠を取っておくべき項目です。
駐車スペース、アプローチ、目隠し、境界、植栽まで含めると、まとまった金額になります。
土地に高低差がある場合は、建物の基礎計画と外構が連動します。
同時に計画したほうが、無駄な手戻りが出ません。
順番は「総額の枠 → 土地 → 建物」
毎月いくらなら無理なく返せるかを先に決め、そこから総額の上限を出します。
その枠の中で、土地・建物・外構の配分を決めていく流れが安全です。
土地を先に契約してしまうと、建物と外構が枠の残りで決まってしまいます。
土地探しと資金計画は、同時に進めることをおすすめします。
よくあるご質問
自己資金はどれくらい必要ですか?諸費用分を現金で用意できると計画が安定します。
総額の5〜8%程度が目安です。
諸費用まで借り入れできる住宅ローンもありますので、条件に応じてご提案します。
つなぎ融資とは何ですか?注文住宅では、土地の決済や着工金・中間金を、建物の引き渡し前に支払う必要があります。
住宅ローンの実行は引き渡し時なので、その間を埋めるための短期の借り入れがつなぎ融資です。
坪単価で比較しても意味がありますか?目安にはなりますが、坪単価に含まれる工事の範囲が会社ごとに違うため、そのままでは比較できません。
同じ条件で総額を出してもらうほうが確実です。
いつ相談するのがよいですか?土地を探しはじめる前が理想です。
総額の枠が決まっていると、土地の条件を絞り込みやすくなり、結果的に土地探しも早く進みます。
木更津・君津・袖ケ浦・富津を中心に、土地探しから建築・外構・売却までご相談を承っています。
まだ具体的でなくて構いません。